「調理師」という職業
調理師免許を取得する前に、もう一度調理師という職業についておさらいしてみましょう。
調理師とは『調理師法』と呼ばれる調理師に関しての法律を元に、各都道府県知事が行う調理師試験に合格、免許を取得した者を正式に『調理師』と呼びます。
この調理師資格は「名称独占資格」に属し、調理師の資格を有する者でなければ『調理師』という名称を用いてはならないとされています。
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余談になりますが、調理師も含めたすべての料理人を日本では「コック」と総称することが多々ありますが、英語における「cook(コック)」は調理師の免許・資格の有無に関わらず、料理をする人すべてを指します。
また、食の都フランスにおいては調理師(料理人)に順ずる語句として「chef(シェフ)」という言葉が用いられますが、これは正式には『料理長』のみを指します(通常フランスにおける調理師・料理人は「cuisinier(キュイジニエ)」と呼ばれます)。
日本でもやや専門的な調理師・料理人にはシェフという語句を用いることがありますが、この使われ方は誤用であるといえるでしょう。
日本において調理師という言葉は「コック」や「シェフ」に比べるとあまり馴染みの深いものではありませんが、誤用しているのは多くにして食する側かもしれません。
言葉の優劣は無いかも知れませんが、日本の食文化を発展させる上でも多少気には留めておきたい点であるのも事実です。
これから調理師免許の取得に向けて励まれる方も、知識の一つとして心に留めておいてくださいね。
次項では調理師免許取得の概要についてお話したいと思います。
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調理師免許の取得方法
調理師免許取得のための試験科目、調理師免許取得資格などをまとめました。これから調理師免許の取得を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
調理師免許を取得するための条件には2通りの設定がなされていて、1つには「厚生労働大臣が認定した調理師養成施設(専門学校など)を卒業した者には無試験での調理師免許が与えられる」というもの。
(※学校教育法第47条に規定する者に限る)。
無試験で調理師免許を取得できるということも魅力ですが、全国にある各調理師専門学校等の充実したカリキュラムを受講できるということから、現在では調理師の免許を取得する方法として非常に注目されているようです。
調理師専門学校においての修業機関は1年程が最も一般的ですが、カリキュラム(修業内容)によっては2年を要する過程も在り、調理師(料理)に関してより専門的に学びたい方にはこちらが有効的と言えるでしょう。
各調理師専門学校にはそれぞれ専門のコース(日本料理、中国料理など)が用意されているので、カリキュラムの内容等は各調理師専門学校に問い合わせてみましょう。
資料請求などは無料で取り寄せが可能ですのでぜひ利用してみてください。
また、時間の無い方のための通信講座を設けている学校も見受けられます。ご自分に合ったプランで受講しましょう。
もう一つには、「調理師試験を受験し合格する」という方法があります。
これには給食施設(食堂や飲食店など)での2年以上の調理業務経験が必要であり、調理師試験合格後は上記と同じく住所地の各都道府県知事に調理師免許を申請、取得します。
これはすでに調理関連の職業に就かれている方に一般的とされているのではないでしょうか。
調理師試験の受験科目には食文化概論、衛生法規、栄養学、食品学、公衆衛生学、食品衛生学、調理理論などの7科目からなり、これまでの調理経験(体験)を生かし調理師免許を取得する方も多く存在します。

